***H13年10月 IOクリニック***
栄養指導①
M病院と同じ系列の不妊専門IOクリニックで、栄養指導を受けました。
土日を含む4日間の食事内容を記入し、妊娠にふさわしい食事内容に見直してもらいました。
・カプサイシン(キムチなど香辛料が入ったもの)は身体を温めるので良い。
・カフェインは1日にコーヒー2杯までなら問題ない。
・ざくろが良いというのは噂で今の時期ならみかん、柿の方が良い。
・豆乳を飲んでいるが、イソフラボンが多いのは①きな粉、②納豆、③うすあげの順で、1日に50g摂るのが良い。
大豆とひじき、こんにゃく、人参などと煮て3日分貯めおきして毎日摂るのが良い。
・甘いものは夜には食べない。食のリズムが狂ってしまう。
果物も夜は食べない。果物を食べると血糖値が急激に上がり、身体は急に上がったのを一生懸命下げようと急に落とそうとするので良くない。食べるのなら朝か昼にする。
ご飯はゆっくりと血糖値が上がるので腹持ちが良い。
・活性酸素を除く食べ物を摂る。ルイボスティー、旬の野菜を多く摂る。農薬が少ない。
・ストレスが溜まるとビタミンCが多量に消耗される。1日に何回か分けて摂る。
ほうれん草、小松菜、ブロッコリ。
・冷え性には、かぼちゃ、人参、鮭、にら、唐辛子、しょうが、にんにく、ごまなど。血管を広げる作用がある。
・お茶に含まれるテアニンにはストレスを抑える作用がある。
・カリウムを摂るにはトマトジュースが良い。
野菜ジュースよりトマトジュース1杯を飲めば、1日の野菜の摂取量を摂ることができる。
・マグネシウムはひじき、ごま、昆布、アーモンドに含まれる。
・旬のもの、鮭、しめじ、じゃが芋、人参、牛乳、ほうれん草、かぼちゃでシチューを作ると良い。
・ビタミンAは脂溶性ビタミンで、ベータカロチン(植物性ビタミンA)とカロテン(動物性ビタミンA)に分けられ、レバーなどのカロテンは摂り過ぎてはいけない。
・脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、Kで、尿で排泄されないので身体に吸収され、どんどん蓄えられる。
・水溶性ビタミンのビタミンCは多量に摂っても2、3時間で尿で排泄されてしまうので何回かに分けて摂る方が良い。
1週間後に栄養素別に数値を計算してもらい、結果を聞きに行きます。
栄養指導②
前回の結果。
・ビタミンC、Eは妊娠に大きく関係しており、少なめなので、夫婦揃ってもっと摂取しなければいけない。
ビタミンCの所要量は1日100mgだが上限はないので、もっと摂った方が良い。
ビタミンEは女性8mg、男性10mgだが、上限600mgまで大丈夫なので、それに近い形にまで摂るようにする。
普段の食事では無理なので、サプリメントを上手に利用する。
・ビタミンEは受精卵の着床に影響する。
・ビタミンCとEはセットで摂ると抗酸化物質を除去する働きが倍増する。
・鉄分が少ないので、ひじき入り煮豆、のりを増やす。
・果物はすっぱい果物を摂る。りんごはビタミンCが少ない。
・甲状腺機能低下症の食品選びに気を付ける。
ご飯、パン、めん類などの主食、果物、油脂、砂糖、は控える。
お酒、お茶、コーヒー、炭酸飲料はできるだけ控える。
お菓子は禁止。海藻類は積極的に摂る。
(後日甲状腺専門の先生に話すと、これは間違っているとのこと。
海藻類を多量摂取しないように注意するぐらいで充分と言われる)
・甘いものなどの間食は取り敢えず1ヶ月間禁止。
その代わりに、昼食に摂っていたプルーンエキス、豆乳、無塩のトマトジュースなどを間食にする。
体脂肪も多いので減らす意味もある。
間食は1日に200kcal摂っているので、その分も減らすことが出来る。
間食してしまったら、カレンダーに×を記入しておく。
・コーヒーは量を減らす。もしくは飲まない。ココア、紅茶にする。
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