卵巣年齢の検査

先週、東京にある不妊専門クリニックへ、『卵巣予備能(卵巣年齢)検査』を受けに行って来ました。
今年の夏頃から考えていたのですが、このクリニックの先生がテレビで出演され、話題になっていました。
検査代が高いし、まだあまり一般的ではない検査のようですが、これまでの病院での不妊治療による卵巣への影響と、今現在続けているERT治療、その他、自分なりにいろいろやっていることなどを考えて、今後のことについて参考になればいいなと思い、検査を受けてみることにしました。

この検査は血液検査で、抗ミューラー管ホルモン(AMH:アンチ ミューラリアン ホルモン)という、生理が始まり、排卵に向けての準備段階で、一度に目覚める卵胞(原始卵胞から起こされた発育卵胞、前胞状卵胞)の1個1個から分泌されるホルモンを測ります。
一度に目覚めた数が多い(発育卵胞の数が多い)ほどその数値は高くなります。
年齢(老化)とともに、一度に目覚める卵胞の数も減っていくので、AMHの数値は卵巣の予備機能を測る指標になると考えられています。

卵巣の機能と予備能が悪くなるとAMHは減少し、機能が悪くなるとFSHは上昇していきます。
これらのホルモンに、他の排卵に関係するホルモン(LHやE2など)と生理周期や卵巣の状態などを考慮して補正し、卵巣の機能と予備能を推測することができます。
生理周期が規則正しい人と生理不順の人では、AMHが同じ値でも補正が必要となり、多嚢胞性卵巣の人はAMHが高く出る傾向があるそうです。
また、下垂体性の排卵障害などでは変わらなかったり、低く出ることもあるそうです。
そのような場合FSHやLH、E2の値を参考にして補正するようです。
AMHが低い人は採卵数が少ないということになりますが、低いからといって卵が取れないわけではなく、取れれば質の良い卵も獲得できるようです。

遠方の人なら、近所の病院で血液を採取してもらい、このクリニックに郵送して検査してもらうこともできるようです。

あと、超音波で子宮や卵巣の状態も診てもらいました。
どちらもキレイで異常なしで、半年前に1センチほどの筋腫があると言われていたのも成長していなくて、ほとんど見えないくらい小さい筋腫でした。
これが不妊治療を続けていたら、薬や注射によって成長していたかもしれません。

そして、不妊治療を辞めてから、現在はどうしているのかと聞かれました。
排卵日検査薬を使いタイミングで、と答えると、市販の排卵日検査薬は値段が高いからと処方してもらえました。
保険が効かないので自費ですが、1回分がなんと150円!と信じられない値段でした。
あまりに安過ぎてびっくりし、思わず「市販のものと中身は同じですか?」と聞いてしまいました(^_^;)

それからまた、DHEAの服用を再開してみることにしました。
DHEAのサプリも、カプセルと錠剤で身体に与える影響が変わってくるようですし、自分の本来持っているDHEAを測定し、服用量を決めた方がいいとのことで、DHEAも検査してもらい、サプリも処方していただきました。
前の病院で半年ほど25mgを服用していたので、25mgからのスタートです。
検査で、私の身体にサプリが効果的だという結果が出るといいな。

結果は3~4週間後に郵送で送られてきます。
卵巣年齢が若いという結果が出たら自分にとっても励みになりそうですが、いつもFSHがネックになって卵が育ちにくかったので、結果が届くまでドキドキです。

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