千葉県松戸市　オレンジェル
見えない心を「見える化」スペシャリスト　髙井 祥子です。  

食物アレルギーやアトピーなどのアレルギー疾患の子供さんをお持ちの親御さんは、お子さんの症状の目標とするところが、皆さん違うんだなぁと感じています。

「一時的な湿疹すら、出てこなくなるようにしたい」

という方もいらっしゃれば、

「ちょっとぐらい赤みや痒みがあったって、美味しく食べられればいい」

とおっしゃる方も。

また、

「食べ物の中で、何が子供に合っているか（食べても症状が出ないか）、合っていないかを教えていただければ、合っているものをうまく食べさせます」

「○○さえ食べられるようになれば、いいです」

とおっしゃる方もおられます。

お客さまとこういう話をさせていただいていると、私はいつも、病院で不妊治療をしていた時のことを思い出します。

不妊治療を始めて最初の頃は、タイミングから始めてAIH（IUI）（人工授精）までなら、授かった命を私達夫婦の子供として受け入れられると思っていました。

AIH（IUI）は人間（医師）の手で精子を子宮内に送り込んであげますが、実際に精子は、卵管内で自分の力で卵子と受精するので、後は神のみぞ知る。
でもIVF（体外受精）になってくると、自分達の子供として受け入れ難いと思っていました。

しかし、タイミング、AIH（IUI）を重ねてもなかなか授からず、IVFをするかどうかの決断を迫られた時。

同じ境遇の方々の話を聞いたり、体験記を読んだり、金銭的な負担も大きいので、２人で何度も何度も話し合いました。

IVFは、精子と卵子をシャーレの中で出会いの場を作りますが、場を与えられた後は、精子と卵子自らの力で受精するんだから、これで授かった子は私達の子だと思えるようになり、IVFも経験しました。

出会いの場を作ってあげても、精子が卵子に入る力が無かったり、卵子の殻が硬かったりして受精しないこともあります。

受精するかどうかは神のみぞ知るなので、大金を叩いての大きな『賭け』になります。

30回近く行なったIVFのうち、ICSI（顕微授精）をやったこともありました。

ICSIは、人間（医師、培養師）の手で、卵子の中に精子を入れてあげます。
卵子の中に精子を入れてあげて、ここまでやっても、ちゃんと受精して受精卵になったとしても、受精卵がどんどん細胞分裂を繰り返して成長していってくれるか？
また、子宮内膜に着床してくれるか？は、神のみぞ知るです。
まだまだ未知の部分が大きいんですね。

いろんなことを経験し、少しずつ２人の考え方も変化していき、『自分達の子供として受け入れられる』と考えたのは、ここまで。

受精卵の写真を見ているだけでも、自分達の子供として愛おしく思えたものでした。
IVFを経験された方なら、同じ思いだと思います。

私がこれまでに通った不妊専門クリニックで、一度だけ「卵子提供を考えてみたらどうですか？」と先生に言われたことがありました。
（実際は、ブログに書けないような、もっとヒドイこともたくさん言われました）

でも、私達は、金銭的に絶対無理！ということだけでなく、自分達の精子と卵子にだけはこだわりました。

卵子提供、代理出産、まだまだ方法はありますが、不妊治療をされている方でも、考え方はそれぞれ違います。
（いろいろな考え方があるので、卵子提供も代理出産も、私は否定している訳ではありません）

先日サロンへ来てくださった30代の方は、「プリンが食べられるようになりたいんです！」とおっしゃっていました。

たとえゴールはそれぞれ違っていても、希望されるところへ辿り着けるように施術していかなければいけないと思っています。

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髙井 祥子
Sachiko Takai
硬くなった心と身体が動き出す空間を提供しています。症状の改善だけではなく、ご自分に合った生活スタイルや食習慣などの改善方法についても独自のエネルギー的観点からアドバイスし、身体の土台からしっかりと立て直していきます。
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