千葉県松戸市 オレンジェル
魂の本質・潜在意識を育てるパーソナルコーチ
髙井 祥子です。
私たちは普段、目に見える「肉体」を自分自身として認識しています。
けれども、古代インド思想や神智学などでは、人間は肉体だけでできているのではなく、感情や思考、直感、魂などに関係する、いくつもの「目には見えない層」によって成り立っていると考えられてきました。
これらの「目には見えない層」をまとめて「エネルギー体」「微細身(びさいしん)」「サトルボディ」などと呼ぶことがあります。
「エネルギー体」の層について
「エネルギー体」の知識は、エジプト王朝時代(紀元前3100年頃 〜 紀元前2686年頃)から知られていて、教えられていたそうです。
文献として残っているのがすごいですよね。
現在よく知られている、
「肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体・コーザル体・ブッディ体・アートマ体」
(肉体に近い内側の層からの順)
という「エネルギー体」の7層構造は、インド思想などを背景に、19世紀末から20世紀にかけて整理された体系です。
ここでは、現在のヒーリングやエネルギー療法で比較的よく使われている分類をもとに、
■肉体
■エーテル体
■アストラル体
■メンタル体
までの「エネルギー体」の一部をご紹介します。
「エネルギー体」は、別々に重なった殻ではない

エネルギー体というと、肉体の外側を何層もの光が取り囲んでいる姿を想像するかもしれません。
しかし、この体系では、それぞれの身体が完全に分離し、外側へ順番に重なっているとは限りません。
肉体、生命力、感情、思考、魂、直感、霊的な意志が、互いに浸透し合いながら一人の人間をつくっていると考えます。
また、「高い層だから良い」「低い層だから悪い」という意味でもありません。
私たちが現実の世界で生きるためには、肉体も感情も思考も、すべて大切な働きを持っています。
1.肉体(現実の世界を経験する身体)
肉体は、私たちが目で見て、手で触れられる身体です。
骨、筋肉、内臓、血液、神経、皮膚などからできており、食事、睡眠、運動、呼吸などの影響を受けながら生命活動を続けています。
「エネルギー体」の考え方において、肉体は魂が現実の世界を経験するための、一番具体的な「器」とされます。
どれほど精神的なことを大切にしていても、私たちは肉体という「器」を通してこの世界を生きています。
痛みや疲れ、緊張、心地よさなど、肉体から届く感覚は、今の自分の状態を知らせてくれる大切なサインです。
2.エーテル体(肉体に生命力を伝える層)
エーテル体は、肉体とほぼ同じ形をした、より微細な身体と説明されます。
「エーテル・ダブル」「生命体」「活力体」と呼ばれることもあります。
神智学では、生命エネルギーであるプラーナを受け取り、肉体へ伝える働きを持つと考えられています。
後世の神智学者ジェフリー・ホドソンは、エーテル体を、外側の肉体と内側の人間を結ぶもの、そして生命エネルギーを保持するものとして説明しています。
分かりやすくたとえるなら、肉体が電化製品だとすれば、エーテル体は電気を全体へ届ける配線のようなものです。
エネルギー療法では、疲労が続いているときや生命力が落ちているときに、エーテル体の流れや状態を診ることがあります。
ただし、これは神智学やエネルギー療法における考え方であり、現代医学で確認されている解剖学的な組織ではありません。
3.アストラル体(感情や欲求に関わる層)
アストラル体は、感情、欲求、好き嫌い、喜び、悲しみ、怒り、恐れなどに関係する身体と説明されます。
そのため「感情体」と呼ばれることもあります。
例えば、頭では「大丈夫」と考えていても、胸が苦しくなったり、理由もなく不安になったりすることがあります。
エネルギー体の考え方では、このような感情の動きは、アストラル体にも現れると捉えます。
強い感情を長期間抑え続けていると、感情と肉体の両方に緊張が残ることがあります。
アストラル体を整えることは、感情を無理に消すことではありません。
「私は悲しかった」
「本当は腹が立っていた」
「怖かったのに、平気なふりをしていた」
という自分の本当の感情に気付き、受け止めていくことが大切です。
4.メンタル体(思考や信念に関わる層)
メンタル体は、考えること、理解すること、分析すること、判断することに関係する身体です。
日常的な思考だけではなく、
・私はこういう人間だ
・失敗してはいけない
・人に迷惑をかけてはいけない
・頑張らなければ価値がない
といった、無意識の思い込みや価値観にも関わると考えられています。
メンタル体は、現実を理解し、計画を立て、言葉で伝えるために欠かせません。
一方で、考えすぎによってメンタル体の働きが強くなりすぎると、身体の感覚や本当の感情が分かりにくくなることがあります。
頭の中で正解を探し続けるだけではなく、身体が緩むか、胸が苦しくならないかという感覚にも目を向けることで、思考と心身のバランスを取り戻しやすくなります。
魂と「エネルギー体」の関係

簡単に整理すると、次のようになります。
【概念(主に関係すると考えられるもの)】
⓪魂(複数の層の身体を通して経験し、成長する個としての意識)
①肉体(五感・行動・現実世界での経験)
②エーテル体(生命力・肉体とのエネルギー的なつながり)
③アストラル体(感情・欲求・好き嫌い)
④メンタル体(思考・判断・信念・価値観)
⑤コーザル体(高次の精神・魂の経験・人生の深い傾向)
⑥ブッディ体(直感・智慧・慈愛・一体感)
⑦アートマ体(霊的な意志・存在目的)
これは、あくまでも理解しやすくするための整理です。
実際には、それぞれが独立して働くのではなく、相互に影響し合っていると考えられています。
「エネルギー体」は、医学的に実証された身体構造としてではなく、人間を肉体・感情・思考・魂という複数の側面から捉えるための、思想的・霊的なモデルとして扱います。
目に見えないものだけに偏らないこと
「エネルギー体」という考え方を知ると、すべての不調をエネルギーの問題として捉えたくなるかもしれません。
しかし、身体の痛みや不調には、病気、けが、睡眠不足、栄養状態、ストレス、人間関係、生活環境など、さまざまな要因が関係します。
エネルギーの視点は、医療の代わりになるものではありません。
身体の不調があるときは、必要に応じて医療機関で検査や治療を受けることが大切です。
そのうえで、
「私は本当は、何を感じているのだろう」
「どのような考え方に縛られているのだろう」
「身体は何を伝えようとしているのだろう」
と、自分の心や身体を多面的に見つめるための一つの方法として、オレンジェルでは、エネルギー体という考え方を取り入れています。
人間は、肉体だけでも魂だけでもない
私たちは、肉体だけの存在でも、感情や思考だけの存在でもありません。
身体が疲れれば、考え方が変わることがあります。
感情を抑え続ければ、身体が緊張することもあります。
思い込みが変わることで、これまでとは違う選択ができるようになることもあります。
「エネルギー体」という考え方は、人間をいくつもの部分に分断するためのものではなく、肉体、感情、思考、魂を含めた「全体としての自分」に気付くためのものです。
どこか一つの層だけを特別視するのではなく、今の自分に何が起きているのかを丁寧に見ていく。
その積み重ねが、自分本来のバランスを取り戻すことにつながっていきます。
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髙井 祥子
Sachiko Takai
硬くなった心と身体が動き出す空間を提供しています。症状の改善だけではなく、ご自分に合った生活スタイルや食習慣などの改善方法についても独自のエネルギー的観点からアドバイスし、身体の土台からしっかりと立て直していきます。
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