【症例】味覚障害

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千葉県松戸市 home salon or*angel 髙井 祥子です。

 

日々の施術の中で、味覚の異常を訴える方が時々おられます。
そのうちの2つの症例です。

 

《症例①》 30代の女性患者さん

「最近、『苦い』という感覚が、少しおかしいんです」とのこと。
主婦ですので、食事を作る時の“味見”にも左右してきます。

調べてみると、「苦い」だけでなく、「甘い」「渋い」「辛い」にも異常が見られ、全く機能していない状態にまで、4つの味覚が落ちていました。
そして、4つの中でも、特に「苦い」「渋い」「辛い」は、元々弱いようです。

「そういえば、辛いものが苦手なんです」とのことでした。

施術後、食生活におけるアドバイスもさせていただき、症状は落ち着きました。

 

《症例①》は、一時的な味覚異常でしたが、《症例②》は、慢性化してしまっている味覚障害です。

 

《症例②》 施術を受け始めて、約3年になる70代の女性患者さん

10年以上前から、「口の中が苦い」と感じる症状が続いているそうです。

夜中には口の中が塩辛くなり、朝起きてから日中は苦い状態が続いたり、甘くなったり、苦くなったり、辛くなったり、舌がピリピリしたり。
まるで塩をそのまま食べているかのように、塩辛く感じることもありました。

金属の差し歯で炎症が見られた舌は、すぐに赤みが引きましたが、味覚異常の他にも主訴が多く、どうしてもそちらの方が優先となってしまい、味覚に関しては、サブ的な施術が長く続き、少し落ち着いたり、またひどくなったりを繰り返していました。

一番大きく絡んでいた原因は、

☑ 昔から緑茶が大好きで、濃く入れた緑茶を一日に何杯も飲んでいたこと
☑ 水道水にも、ペットボトルの水にも、合わなくなっていたこと
☑ 数年前から、金属の差し歯をしていること

という、緑茶+水+差し歯のこの3点セットによって、味覚のうちの「苦い」と「塩辛い」に対して異常を起こしていました。

しかし、更に詳しく調べていくと、「甘い」「渋い」「うま味」など、味覚のほとんどすべてが正常に機能していませんでした。

今では、口の中の塩辛さは全く無く、「ほんのりと甘い感じで、なかなかいい感じ♪」だそうです。

 

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髙井 祥子(Takai Sachiko)
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