ヨガの後は我慢

今日は、アシュタンガ・ヨーガに行って来ました。

アシュタンガ・ヨーガは、パワーヨーガの原点になったヨガで、海外へ行って英語が喋れなくても、アシュタンガ・ヨーガをすれば通じると言われるぐらい、世界的に共通で有名なヨガだそうです。

アシュタンガはサンスクリット語で「8本の枝」という意味で、動作の一つ一つ、呼吸、順番まで決められていて、途切れることなく決まったポーズをしていく、積極的に体を動かすのが特徴です。

「呼吸法」、「視点」、「アーサナ」という3つのポイントがあって、これらを正しく行うことにより自己の内面に気付き、安定した体と心を得られると考えられています。

欧米では、マドンナなどのハリウッドスターにファンが多いことから、人気に火がつきました。

「8つの枝(アシュタンガ)」とは、

1.ヤマ:他の人や物に対して守るべき5つの行動
  (暴力をふるわない・嘘をつかない・盗みをしない・貪らない・貞潔)
2.ニヤマ:自分に対して守るべき5つの行動
  (清潔・贅沢をしない・自己鍛錬・精神向上・献身的な気持ちを持つ)
3.アーサナ:瞑想のための正しいポーズを練習する
4.プラーナヤマ:呼吸をコントロールし、気(プラーナ)を取り入れる
5.プラティヤーハラ:五感をコントロールし、意識を外に向けないようにする
6.ダーラナ:意識を集中する
7.ディヤーナ:瞑想、落ち着きのある静かな状態
8.サマディ:悟り、自己実現

のことで、これらの「8つの枝」を現代人が分かるようにアレンジされたものが、アシュタンガヨーガとされています。
人として当然のことと思われることが多いけれど、何だか胸にグサッと来るものもあります…

1時間半のレッスンでは呼吸、立ちポーズ、座りポーズ、逆転ポーズ、寝ポーズを行います。

この先生は、ヨガを始める前は、今よりも体重が20kgも太っていて落ち込んでおられたそうですが、今はとってもスリムで美しい方です。

何でもネガティブに考えがちだったのが、ヨガを始めたことでポジティブな考え方が出来るようになったという先生が多いですね。

確かに、レッスンの前後で比較すると、身体も心もスッキリして、ポジティブになれているように思います。

ちょうど12時に終わるレッスンだったので、“帰ったら、お昼ご飯~”と、またレッスン後のご飯が美味しく食べられることを楽しみにしていたら、先生が

「ヨガの後は、身体が何でも吸収しやすい状態になっていますので、最低でも1時間半は食事を避けてください」

ガ~~ン!

知らなかった。。。こないだ、食べちゃったよ。

道理で、いつもそんなに食欲が無いのに、とっても美味しく感じられた訳ね。

その代わり、普段摂れないようなマグネシウムやカルシウムなどの栄養素を積極的に多く摂るようにとのことでした。
1時間半は野菜ジュース1杯で我慢し、その後、美味しくお昼ご飯をいただきました。

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